木原信敏の歩み
「実りの秋」 実りの秋という言葉を聞くと思い出すことがある。 秋は私にとって、数々の研究成果の実った季節であったからなのである。 社会人となって最初に全面的に任されて研究を始めたのがテープレコーダーで、それが完成を...
<CV-2000 機能> ・関西の電気は60ヘルツ、関東は50ヘルツで、CV-2000発売当時はVTRも関西用、関東用と分かれ、互換性もありませんでした。 <CV-2000が展示されている場所> ※ 機器が一般展示中では...
『三社祭』という作品は、父、木原信敏がコンピューター・グラフィックス(CG)で作成した作品です。 趣味としてのCG作品 「コンピューター・グラフィックスで作成した」と書きましたが、この作品が作られた当時(1992年)は手...
はじめに この本を書いておきたいと思うようになったそもそものきっかけは、半世紀にわたる技術の歴史を振り返り、そこに残されたものはなんであったかを考えるとき、私なりの答えが返ってきたからなのです。 私は「世の中のために...
第三章 好きなことは、とことんやれ P154-158 日本最初の「トランジスタ・ラジオ」発売さる (期間限定 掲載中) はじめに 第一章 「運」は強い意志が引き寄せる 「世界のソニー」への第一歩をどう踏み出したか (1)...
『井深さんの夢を叶えてあげた』 ついに明かされた「ソニー」モノづくりの秘訣 (経済界、2001年9月) 目次 / プロローグ モノづくり立国 第1章 モノづくりの歓び ー音に取り組んだ東通工時代 第2章 技術屋と...
1961年(昭和36年) 5月 ソニー特別賞 1967年(昭和42年) 4月 科学技術庁長官賞 「単一モーター方式小型VTRの開発」 により 科学技術功労賞 1968年(昭和43年) 8月 10th An...
1947年(昭和22年) 東京通信工業(株)(現・ソニー(株))入社(21歳) 1949年(昭和24年) ワイヤーレコーダーの試作に成功(23歳) テープ用磁粉(磁性材料)を蓚酸第二鉄から作れることを確...